トイレトレーニングのあれこれ

2歳から3歳くらいまではオムツがないといけませんが、徐々にオムツを外せるようになってきます。
そのため、タイミングを見計らって、トイレトレーニングをしてみるようにしましょう。

中には、特にトイレトレーニングをしなくても、自然と子どもがトイレのタイミングを教えてくれるようになって、手伝っているうちに自分でできるようになったという家庭もあります。
そうだと手間がかからなくてとても助かるのですが、これは少数派で、実際にはトイレトレーニングをしないとなかなかオムツから卒業できません。
また、オムツを使わないで済むようになると、経済的にもかなりメリットがありますので、そろそろいいかなと思ったら、トレーニングを始めてみるのも良いでしょう。

2歳くらいを目安にトイレトレーニングをする

どのくらいでオムツを外せるようになるかは、子どもによる差がありますが、大体2歳を目安にすると良いとされています。
実際に医学的にも、2歳前後でトイレトレーニングをすることによって、オムツを外せるようになるとされています。
もちろん、これは自然とオムツを卒業できるということではなく、しっかりと親がトレーニングをしてあげることで可能となる年齢です。

自然とオムツを卒業できる時期となると、さらに一年程度、年齢にして3歳くらいにはならないといけません。
トレーニングをすることで、一年近く時期を早めることができますので、トレーニングをしてみる価値は十分にあります。

3日間集中してトレーニングを行う

トイレトレーニングは、しっかりと集中して行うのが効果的で、3日間にまとめて行うのがベストです。
そのため、共働きであれば、その時期を確保できるように休みを取るくらいの気持ちですると良いでしょう。

トレーニング方法としては、15分感覚や20分間隔など、短めの間隔でトイレに連れていくという手順が基本となります。
そして、トイレに連れていったら数分間いてもらって、トイレができるかどうか見ます。
ここでなにもなくても別に構いませんが、もしトイレができたら思いっきり褒めてあげるようにします。

これをずっと繰り返していきます。
すると、トイレに行って排泄をすると褒められるということが自然と身に着くようになり、トイレでするという習慣が短期間で着くことになります。
成功したら褒められるという体験が、トイレトレーニングの基本ということになります。

より成功を促すためには、いつもより多めに水を飲ませるようにして、トイレでしたいと思う気持ちを強めさせることです。
また、失敗しても怒ることは決してせず、成功した時に褒められるというプラスの感情だけを体験させることも大事です。