成長を感じながらの練習
もうすぐお遊戯会があるので、ずいぶん前からその練習に取り掛かっていました。
当然ながら毎回とっても大変です(笑)。
練習は、最初は短時間ですが、少しずつ練習時間を増やしていき、本番間近になったら午前中からおやつの時間まではほとんど練習、という日が続きます。
子どもたちも自由に遊びたいだろうに、一生懸命練習に参加していて、とてもかわいらしいと共に、成長したなと感じます。
お遊戯会は年間の集大成となる発表会の意味合いもあり、ひとつだけではなくいくつかの種目を踊る子もいれば、別の形で発表をする子もいます。
それぞれの学年が踊るものから、少人数でいくつかのグループに分かれ、朗読や一輪車の披露をする子などさまざまです。
踊りを数種類踊る子もいます。
それらのたくさんの種目の練習を並行して、手作りの作品作りもあります。
発表会は市の施設を借りて行われるかなり本格的なもので、ロビーにはそれぞれの子どもたちが手作りした作品を飾るんです。
年長さんは針と糸を使って人形をつくりました。
始めて裁縫をするという子がほとんどだったので、最初はすごく緊張していましたが、みんなとっても上手な人形を完成させました。
練習に作品作りとかなりハードな中、子どもたちはいつでも笑顔でそれらに取り組んでいます。
私が働いている保育園は、わんぱくな子も多いのだけれど、素直でいい子が多いような気がするのは、親馬鹿ならぬ保育士バカでしょうか?
でも、実習のときはもっと生意気な子が多かったというか、シニカルな子が多かったように思うんですけど、今の園の子たちはみんな素直だし、とってもかわいい。
情が移っているということもあるかもしれませんが、この子たちと一緒にいられて、仕事させてもらえてよかったなと思うことがとても多いです。
発表会の衣装
発表会では、踊りや出し物に合わせて衣装を用意しなければならなのですが、これも保育士たちが手作りしているんです。
保護者さんたちは使いまわしていたり、業者に頼んでつくってもらっていると思っている方が多いようなのですが、そんな予算はありませんので(笑)、保育士が夜なべをして手作りしているんですよー。
今年の出し物の中では、ちょっとした着物のような衣装を用意しなければならないものもあって、まさか簡易的なものとはいえ着物を縫うことはできないので、どうしようと思っていたところに、年中クラスの裁縫が得意な先生が着物もどきの制作を引き受けてくださり、なんとかなりました。
その分私達は大道具の準備をしたり、簡単な衣装を準備して、職員全員で力を合わせ、どんどん準備は進んでいます。