憧れる理由

職場に憧れている人っていますか?
もちろん恋愛としてではなく、あくまで仕事として。
私は一人職場に憧れの先輩がいます。

憧れている理由はすごくたくさんあるのですが、保育士って基本的に子どもとしか接しないし、メイク直しをする時間もないのでメイクをして仕事をしている人って少ないんです。
けれど、その先輩は毎日きちんとナチュラルメイクをしていて、きれいにしています。
メイクも濃すぎず薄すぎずですごくバランスがいいし、肌もきれいで素敵なんです。

保育園の先生あと、子どもたちへの接し方も見習わなければならないことがたくさんあります。
私はついカーっとなってしまうことがありますが(もちろん叩いたりはしません)、その先輩は常にやさしく子どもたちに指導をしていて、怒鳴ったりということはめったにありません。
もちろん、すごく危ないことをしたときにはビシッと怒ることもあるのですが、シャウトしているところはまず見たことがないんです。

それでも、子どもたちがちゃんと理解をして、いうことを聞くようになるので、まるで催眠術みたい。
私もいつかあんな風に子どもたちを指導できるようになるのかな。
まあまだまだ先だと思いますが……。

子供たちに対してだけでなく

保護者の方々とのコミュニケーションもとても自然体。
すごいのが、子どもたちといるときと、保護者といるときとの態度がまったく変わらないんです。
保育参観のときとかって、普段お迎えのときなんかはやんちゃな子に大きな声で指導していても、参観日のときはちょっとかわい子ぶっちゃったりする保育士がほとんどなのですが、その先輩は普段も、参観日も、保護者とお話をしているときも、いつも態度が一緒。
そして、それで保護者からも絶大な信頼を得ているので、もう感動ものです。

私はまだまだ未熟なので、人によって態度が変わってしまうこともすごくあるんですけど、こうしていつも自分のスタイルをきちんと保つことができるという点については、本当に憧れます。
いつもできるだけ側にいて、先輩の指導の様子を見てよいところを盗んでいますが、実際にやるとなるとやっぱり難しいですね。

私がその先輩に憧れているように、私もいつか誰かから憧れられるような存在になりたいです。
モテたいということではなくて、そのくらいしっかりと保育士としてのスタイルを確立していきたい。
そうなれば、もっと精神的にも安定して仕事に臨めると思いますし、子どもたちもしっかりとついてきてくれるような気がします。