粒ぞろいのひまわり組

私が担当しているひまわり組は、年中さんクラスです。
年中さんになるとなんでも1人でできるようになるし、発言も大人びてきて、もう幼児という感じではなく、児童という感じ。
でも、まだまだ甘えっ子の部分もあったりしてとってもかわいい子どもたちなんです。

うちのクラスには前代未聞の暴れん坊が揃っているといわれていまして(笑)、その中でも特にやんちゃな男の子2人は、毎日のようにケンカをしています。
ケンカをしていても、やっぱりその二人は一番の仲良しなので、くっついてはケンカをし、離れてはくっついてを繰り返しているのですが、かわいいなと思うときとシャレにならないなというときがあるので、新米保育士はまだまだ対応しきれないことも……。

そんな時にはもう一人のベテランの先生がビシッと指導してくださるのですが、それでも治まらないときがあるので、本当に元気がいいんだなと思います。
「ここまでヤンチャな子は今までいなかった」とそのベテラン先生が言うくらいですから、よほどすごいんでしょうね。

また、親馬鹿ならぬ保育士バカかもしれませんが、ひまわり組は粒ぞろいというか、男の子も女の子も整ったお顔の子が多いように思います。
実習でほかの保育園に行くこともありましたが、ひまわり組の子たちはやっぱりみんなかわいい顔をしているんですよね。
親御さん方も美男美女が多いので、きっとそういうことなんでしょう。
将来有望です(笑)。

みんな仲良し、素直でよい子ばかり

ひまわり基本的にクラスの子たちはみんな仲良しで、誰かを仲間はずれにしたりということはありません。
もちろん個々でケンカをすることはありますし、ちょっと嫌味を言ったり言われたりということはありますが、いわゆる陰湿ないじめというのはまったくなくて、すごいなと思います。

「保育園でそこまで陰湿ないじめはない」という人もいますが、中には親御さんが真剣に悩んでしまうような事例もあるようですので、少なくともそういったことがないのは、私としては本当にうれしいです。
保育園はクラス替えというのはないので、これから年長さんになってもみんな仲良しでいてくれたらいいな。

ひまわり組の子たちは何をするにも一生懸命で、歌も私のピアノに合わせて大きな声で歌ってくれます。
それがとってもうれしいし、保育士としての仕事をしていて一番幸せな時間かもしれません。
あ、あとお昼寝をしているみんなの寝顔を見ているときも、まるで自分の子どものように本当にかわいくて、保育士っていい仕事だなった思います。
これもひまわり組の子たちのおかげです。