暑さの厳しい時期になったら夕涼み会を計画してみたい
日本は季節がはっきりとしている国で、その良さを子どもたちにも分かったほしいものです。
特に日本の夏はとても厳しいことがあり、不快だったり疲れてしまったりして、あまり好きになれないという子どもも多くいます。
そこで、夕涼み会を計画して、夏の楽しみを味わってもらえるようにするのは意義のあることです。
また、夏の暑い時期は熱中症などのリスクが高いので、気温の高い昼間はあまり活動ができないという事情があります。
そのため、活動のタイミングを夕方に移して、安心して楽しめる夕涼み会をするというのも一つの目的となります。
幼稚園や親の側、そしてできれば子どもたちでも何らかの出し物などを企画して、みんなで準備をすれば、当日だけでなく準備段階も楽しく過ごせます。
夕涼み会の計画を立てる
夕涼み会はいろいろな露店や出し物をしたり、一緒にみんなでゲームをしたりして時間を過ごすことができます。
夕涼み会を成功させることができるかどうかは、きちんと計画を立てて準備をするかどうかにかなりの程度かかっていますので、時間を取ってプランを立てるようにしましょう。
まず、どのスペースを使ってどんな露店やイベントをするかを考えます。
露天やゲームイベントとしては、定番の水風船すくいや輪投げ、魚釣りゲームなどが誰もが楽しんでくれていいでしょう。
こうした露店の設置は、園庭の周囲にするようにして、園庭の中心はみんなでするアクティビティのために広めに取れるようにしておきます。
そして、その真ん中のスペースを使って、子どもたちと親などが参加して盆踊りをしたり、覚えたダンスを踊ったりするために使えるでしょう。
また、教室などをの内部を使って、職員や保護者主催の出し物をするなどの計画を立てることもできます。
出し物のプランを綿密に立てる
夕涼み会は、運動会や発表会と違って、それぞれが自由に移動してめいめい楽しむ企画が多くなります。
そのため、時間配分をしっかりと考えて、めいめいが自由に過ごす時間をたっぷりと取りながらも、みんなで一緒に出し物を楽しめるようにもプランを綿密に立てる必要があります。
時間配分はいろいろな考えがありますが、やはり最初の方は自由にみんながそれぞれ時間を過ごし、最後に全員が集まって出し物を楽しむというようにすると、夕涼み会の締めがしやすくなります。
出し物としては盆踊りやダンスなどのほか、保護者や地域の人々にお願いして何らかのショーを見るというのも楽しい時間となります。
夕涼み会は子どものためにというのがメインの目的ですが、同時に保護者同士が交流したり、地域の方にも来てもらって幼稚園への理解を深める機会ともなりますので、みんなで一緒に楽しめるように計画を練りたいものです。