スマホを子どもに使わせることのメリットとは?

スマホやタブレットは本当に便利な道具で、私たちの生活には欠かせないものとなってきました。
スマホアプリの中には、子ども向けのものも多くなっていて、ゲームや知育アプリなど種類も豊富です。
不思議なことに、ほとんどの子どもは初めて見るとしても、スマホに大きな興味を示すもので、スマホを触るのが楽しいと思うようです。

そのため、スマホを手に持たせると一人でずっと遊んでくれて、ぐずることもないというメリットがあります。
共働きなどで忙しい家庭だと、家事に集中したい時などはスマホの力を借りて、時間を有効に使えることになります。
また、スマホアプリの中には単に子どもの興味を引くだけでなく、知育プログラムとして役立つものもあり、子どもの教育に効果を示すこともあります。

スマホ育児をすることのデメリットとは?

このように、スマホを使うことにはメリットもありますが、やはりデメリットもあります。
その第一は、スマホを与えることに慣れてしまうと、親と子のダイレクトな触れ合いが少なくなってしまいます。
親子で話をする、スキンシップを取るということは子どもの健全な発育のために欠かせないことですが、その機会が奪われてしまうことになるのです。

また、スマホを長時間使うと、大人でも脳に疲労が蓄積されやすい、交感神経に刺激となってしまう、ブルーライトの刺激で睡眠の質が下がってしまうなどの問題が出ることがあります。子どもは大人よりもさらに敏感ですので、こうした影響がより強く出てしまう可能性もあります。
スマホを使うようになってからそれほど長い年月がかかっているわけではないので、子どもたちにどれほどの影響があるのかはっきりと分かっていないところもあり、慎重な見方をした方が良いとも言えるでしょう。

便利ではあるがやはりちょっとしたヘルプに使う程度に考えていた方がいい

このように、育児にスマホを使うことにはメリットもデメリットもあります。
そのため、大事なのはバランスよく使うということでしょう。

一日のうち、30分だけなど時間を決めてスマホで遊ばせたり、この家事をしている時だけ触らせる、このアプリだけを使わせるというように、明確なルールを定めるのがベストです。
そして、時間がある時にはスマホに頼るのではなく、できるだけ子どもと向き合って時間を使うようにするということも大事です。
あくまで、できるだけスマホに頼ることなく、必要な時だけヘルプ的な感じでスマホを使うという姿勢でいるのが良いでしょう。

これからさらに子ども向けのスマホアプリが進歩したり、スマホ自体が改善されて行ったりするはずですので、これからの進展にも目が離せません。
便利な機器であることには間違いがありませんので、明確な基準を持って上手に使うようにしていきたいものです。