感染症が起こる3要素とは
子供が罹患すると重篤な症状になる危険性のある怖い感染症が近年増えてきています。
毎年寒い時期に必ずと言ってよいほど流行するインフルエンザや、夏場の食中毒の原因となる各種の細菌類、さらにノロウイルスや肝炎など、かなり多数に渡り危険要素は存在します。
保護者にとってはいつ我が子が罹患してしまうかとハラハラしてしまうところですが、その予防対策としてはまず人はどういった時に感染症になるかということをしっかり理解しておくことが大切です。
感染症とはウイルスや細菌類が体内に侵入しそれが体内で増殖してしまうことによって病気症状につながります。
ですので感染が起こる要素として「病原体」「感染経路」「個体の条件」の3つが重なって起こるものということになります。
どんな感染症も3つの対策で予防可能
特定の感染症が起こる時というのは、その「病原体」を保有する人が身の回りに増加しているということになります。
わかりやすいのがインフルエンザで、保育園のクラスで数人が罹患してしまうと一緒に生活をしていることにより「感染経路」が拡大してしまうことになるため、一時的に病気の人を隔離して休んでもらうことになります。
もう一つ「個体の条件」とは体力や免疫力の有無、さらにワクチン接種などにより対策ができているかということです。
この3つのうちどれか一つでも完全に予防することができれば感染症は起こりませんので、慌てず効果的な方法をとっていくようにしたいところです。
どういった予防対策があるかは必ず地域の保健所などから通知がありますので、流行の時期にはしっかり情報を集めるようにしてください。